日本特有の文化のひとつである畳にはフローリングにはない素晴らしい特徴があります。昔から日本にある馴染み深い床材の畳は藁を糸で刺し固めた畳床（たたみどこ）を、陰干ししたイグサで編んだ畳表（たたみおもて）で包み畳の長辺２辺に畳縁（たたみへり）を設けて作られています。

カーペットを敬遠する理由は、髪の毛やほこりが絡まって掃除機でも吸い取りにくい、液体をこぼすとシミになって残ってしまう、家具を置くと置いた跡が残ってしまう、臭いが染みついて除菌消臭剤でもなかなか取れないなどがよく聞かれる点ではないでしょうか。デメリットの対処方法は簡単なことなのです。

現在の一般住宅では掃除のしやすさという点からフローリングを選ぶ方が多いかと思いますが、カーペットもなかなか捨てたものではありません。床材にカーペットを使った場合のメリットとデメリットへの対処方法についてお話したいと思います。

寒く厳しい季節をやっと過ぎていよいよ過ごしやすい季節になるかと思ったら一気に暑い夏を連れてきてしまったのではないかと思われるくらいの気温。それがひと段落したと思ったらこの豪雨でした。人間の身体もこの陽気の変化に少しダメージを受けていらっしゃる方も多いかと思います。ダメージは大切な家の屋根にも降りかかっているかもしてません。

クッションフロアはCFシートと呼ばれる塩化ビニルを用いたロールシート状の床材のことをいいます。表面がビニール材でクッション材が裏打ちされているため適度な弾力性があり、足腰への負担が少ないのが特徴です。歩行感覚が優しいうえ、衝撃吸収性、保温効果もあります。

木質系の床材には単層フローリング材いわゆる「無垢材」と「複層フローリング材」と２種類に分類ができます。 床材に設定するのに双方メリットとデメリットがありますので理解したうえで新築時やリフォーム時の選定に役立ててください。

リフォームでのこだわりのポイントで床材選びは大きなポイントの一つといえます。特に「畳をやめてこれからはフローリングに。」とお話される方も結構いらっしゃいます。木質フローリングには「無垢材」と「複合フローリング材」というのがあるのをご存知でしょうか。「無垢材」と「複合フローリング材」の違いをお話します。

フォーム時にこだわりたいリフォーム場所の順位上位には床材選びが必ずと言っていいほど上がってきます。色やデザイン、その家自体の雰囲気づくりにも大きくかかわってきます。面積的にも大きい施工になるためご自宅のデザインの方向性を決定づけるポイントになるアイテムのひとつです。

浴室のリフォームの際、換気暖房乾燥機を取り付けるか悩まれる方がいらっしゃいます。昨今の住宅では標準仕様に含まれていることも多くなっている身近な設備のひとつといえる浴室換気乾燥暖房機。設置を勧める理由があります。その理由とは・・・。

法隆寺《大講堂》は２０１１年３月に２年間の修復工事を終えました。特に、北側は日当たりも悪く常に湿っている状態で、凍害により瓦は損傷し、葺き土の劣化によって瓦がずれ、雨漏りの恐れがありました。屋根瓦の葺替え工事を中心に、壁補修、塗装補修等を行ったようです。

近年の建物は昔と比べて気密性や断熱性がとても高くなりました。一年を通して暑い日も寒い日も快適に過ごせるようになった反面、屋内にこもった化学物質などが原因でシックハウス症候群にかかってしまうリスクも残念ながら抱えなければならなくなりました。シックハウス症候群を予防するためにもリビングにも換気設備の設置をお勧めします。　

必要な空間に目的に合った換気設備を設置することはとても重要なポイントのひとつで、サニタリースペースの換気は気にされている方は少ないかもしれません。脱衣室や浴室などの湿気を帯びるスペース、トイレなどの空気の循環が必要なスペースは換気設備の役割がとても重要です。リフォーム時にもぜひ参考にしていただきたいと思います。

自然の風や温度差などで屋内の空気を入れ替える方法の自然換気は換気量は安定していませんが機械換気は「ファン」などの機械によって強制的に給排気を行うので換気量を確実に安定して確保することができます。機械換気は換気ファンが給排気の両方かいずれか片方に必要となり、その設置方法・仕組みにより３種類に分類することができます。

換気はいくつかの分類に分けることができます。換気を行うスペース（範囲）によって「局所換気」と「全般換気」とに分けることができます。キッチンやトイレ、浴室など、そのスペース一部分での換気が必要な箇所を「局所換気」、建物全体の空気の流動を考えながら行う換気のことを「全般換気」といいます。

最近のレンジフードは使い勝手を高めたタイプが様々出てきています。ガスコンロやＩＨクッキングヒーターなど加熱調理器をつけると自動的に換気をスタートさせる「自動運転タイプ」や、調理の熱や煙、油煙などをセンサーでキャッチし、「自動的に最適な省エネ運転をするタイプ」なども増えてきています。