住宅の換気とは。なぜ必要?どんな方法があるの?~1
住まいで人が快適に健康的に暮らすために建築基準法は「換気設備」の設置を義務付けています。これは新築はもちろん、増改築のようなリフォームであっても同様です。
そもそも換気の方法とはどんなものがあるのでしょうか。
換気とは屋外の空気を取り入れて(給気)、屋内の空気を外に出す(排気)ことを言います。
換気はいくつかの分類に分けることができます。
換気を行うスペース(範囲)によって「局所換気」と「全般換気」とに分けることができます。
キッチンやトイレ、浴室など、そのスペース一部分での換気が必要な箇所を「局所換気」、建物全体の空気の流動を考えながら行う換気のことを「全般換気」といいます。
「全般換気」はシックハウス対策として近年建築基準法で義務付けられ、住宅全体の化学物質の濃度を低減させるために家全体で換気を考えることです。
確実に吸排気できる『機械換気』で換気を行いいつでも新鮮な空気を確保することを前提としています。
常時連続運転をすることで確実な空気流動を行います。
また、「局所換気」のスペース(範囲)は一時的な空気の汚れや臭気の発生(トイレやキッチン)、湿気の除去などのために換気を必要とする箇所なので必要なときにその部分のみ換気を行えばよいだけなので連続換気ではなく「間欠運転」の換気とすることができます。
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