昭和町のアパートで棟板金の浮きがあり交換工事を行いました。

棟板金の浮きは放置すると被害が大きくなります。

破損・飛散はもちろん、雨水の影響を受けて浸水・雨漏れに発展する恐れもあり、二次被害も出てきます。

そうなると費用もかかり、工事も大掛かりになってしまいますので定期的に点検を依頼して

不具合があれば早めに対応していただくのが良いかと思います！

工事の工程は棟板金と貫板の撤去から始めます。

※棟板金とは・・・
屋根の頂点部分を覆って保護している板金部分
築年数が経つと劣化症状が現れ、クギ浮きやクギ抜けで耐久性も落ちてきます。

※貫板とは・・・
棟板金の下に取り付けてある木材のことで固定の役割があります。
最近では劣化しづらい松の木材や、腐食しづらい樹脂製のものもあります。

棟板金のみの交換もできますが、経年や浮きが発生している場合は浸水の可能性もあり
中の貫板が腐食していることもあるので、同じタイミングで交換することをお勧め致します！

撤去後は、新しい貫板と棟板金を取り付けていきます。

屋根の形状・長さに合わせて加工して取り付けていきます。

端が重なるところはコーキングして浸水やめくれの防止をします。

釘は板金の収縮や膨張が繰り返される都度、劣化が早まりますがそれを抑制するために釘頭にもコーキングをして強化しています。

ささいな工夫で長持ちすることもあります！

棟板金交換工事完了です。

耐用年数に関わらず、雨風や自然災害の影響を受けやすい箇所なので定期的に点検をお願い致します。

特に大型台風の後などは気にして確認する必要がありますので調査のご依頼をお待ちしております。

自然災害の被害は火災保険の適用が出来るケースがあります。

街の屋根屋さん山梨店では点検・お見積もり・書類作成の他、申請サポートも承っていますのでお気軽にご相談ください！