慎重に調査開始！隅棟が割れている

こんにちは！街の屋根やさん、山梨店です！

本日は、韮崎市の推定築60年以上の古民家再生プロジェクトに参加！現場調査の様子をご紹介します！

日本瓦の立派な風格が漂う邸宅です。歴史を感じずにはいられません！
人が住んでいない期間が長かったため、大棟、隅棟ともに崩れ落ち、漆喰が剝れて中の土が流出している状況でした。

全貌解明に全力を注ぎます( ｀ー´)ノ

さて、写真は大棟(おおむね)の瓦が真っ二つに割れている状況です、、。

直接的な要因は、地震の影響でしょうか、、！？

漆喰(しっくい)が剝れ落ち、中の葺き土が雨水を吸水して、体積が膨張したことも要因の一つだと考えられます。

全ての問題を把握し、適切な工事をご提案していく所存です！！

大棟、隅棟ともに歪みが発生

また、どの棟瓦をみても湾曲している状況でした。

日本瓦は50年～100年はもつとされていますが、漆喰・銅線のメンテナンスは15年～20年に一度は必要です。

銅線にかろうじて、引っかかって倒壊をまぬがれている状況でした、、。

※強風の影響などで瓦の飛散が心配される状況です。ご近隣様への被害がなくてよかったです、、、

瓦は一枚が重いので落下するととても危険です。空き家でもメンテナンスや調査が必要です。

弊社では、多数の古民家再生工事の実績がございます！

解体する前に、諦めずにご相談して頂ければ、現代的なアプローチから工事し、雰囲気は残して現代に蘇らせます(*'ω'*)

また、建築された当初の造りを、忠実に再現することも可能です！

弊社は古民家再生も得意としております(*^^)v

野地板も抜け、穴が開いている

日本瓦のズレから、室内が見えている部分も確認出来ました！

瓦の下には下地木材＝野地板(のじいた)と呼ばれる部分が存在するので、下地の修復が必用となってくることが把握できました！

実際に2階の天井には多数の雨染みが見受けられました。
瓦のズレから雨が侵入したものと考えられます。

古民家の屋根調査は、プロに依頼することがお勧めです！メリットは、専門家が建物の状態を正確に把握してくれることです。プロは経験豊富であり、古民家の特殊な構造や材料にも精通しています。また、プロに依頼することで、建物の問題点や改善すべき箇所を的確に指摘してもらえるため、将来的なトラブルを予防することができます。結果として、建物の保全や価値を守る工事に繋がります。


※写真のような穴は、プロでないと気付かず地面に落下してしまう事故にも繋がりかねません、、。また屋根調査自体、高所での作業で危険が伴います。弊社では、現場調査は無料で行っていますので、お気軽にお申し付け下さい(*'ω'*)

漆喰がなく、瓦の破損も確認

基本的に瓦屋根は、①漆喰がなくなり②中の土が流出し③棟瓦のズレ、に繋がることが多いです。

今回の邸宅の場合も、人が住んでいない期間が長かったようで、漆喰メンテナンスの痕跡はありませんでした。

瓦も所々崩壊し、丈夫とされている日本瓦にも破損を確認しました。

恐らく、崩れた瓦の圧力が瓦の一か所に集中したと思われます、、。

問題を把握し、最適な工事プランを提供する為には、もう少し全貌解明調査が必用です！

次回も現場調査の様子をお届けします。

弊社は韮崎市の屋根・外壁修繕塗装工事を得意としております！

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