４つの工事を同時に行うご提案です

こんにちは！街の屋根やさん山梨店です！

今回は、韮崎市で雨樋交換・破風塗装・大屋根清掃など必要なメンテナンスをおまとめしてご提案した事例をご紹介します。

破損した雨樋を交換する工事で、足場の設置が必要です。足場代は高額ですので、その他の屋根メンテナンスを同時に行うことで、足場代の有効活用に繋がります。

今回は、雨樋交換工事に加え
・破風(はふ)の塗装工事
・屋根の清掃
を同時に施工するご提案内容です。

また、立派な玄関柱も痛みが出ていたので、木部保護剤で塗装します。弊社では、現場調査に力を入れており、10年～２０年先まで考えた工事をご提案させていただきます。

▼前回までのブログ
・韮崎市の日本瓦のお屋敷で雨樋の歪み・腐食や破風の劣化を確認したドローン調査

足場を設置し、まずは破損した雨樋を撤去しました

破風の状況、屋根の汚れの堆積は調査員が撮影したお写真で確認され、メンテナンスの必要性を感じて頂きました。

また、玄関柱に関しては、以前から腐食が気になっていたそうでございます。

どちらもキシラデコールという、木部へ浸透し、木の呼吸を妨げない保護剤で塗装することをご提案しました。

早速、破損した雨樋を外していきます。外す際にも、重要ポイントがありますので次の章でご紹介していきます。

足場の中に階段があるため、こちらで工事中は移動いたします

破損雨樋の撤去作業では、

- まずは、破損した雨樋を慎重に取り外す必要があります。力任せに引っ張ると周囲の建物や屋根に損傷を与える可能性があるため、注意が必要です。
- 雨樋を外す際には、専用の工具を使用して安全に作業を行うことが重要です。適切な工具を使わないとケガをするリスクが高まります。
- 雨樋を外す前に、周囲の状況を確認して安全を確保する必要があります。特に高所での作業の場合は、転落防止の対策をしっかりと行うことが重要です。
- 雨樋を外した後は、撤去した部分についても適切に処理を行う必要があります。破片や廃棄物をきちんと処分し、周囲の環境に配慮することが重要です。

今回のお屋敷は、敷地面積が広いので隣家への心配はそれほどありません。

しかし、市街地になると住宅同士が隣接しているため、取り外した雨樋の取り扱いを１つ間違えると隣家にぶつかってしまいます。雨樋の交換工事こそ、実績のある屋根修理専門店に依頼することが重要です。

一度の足場の設置で、屋根メンテナンスを纏めることがお勧めです

こちらのお屋敷は、日本瓦屋根です。

本瓦とも和瓦とも言われる、高価な屋根材です。食器と同じように高温での焼き付け処理がされているため、メンテナンスさえ怠らなければ５０年～１００年の耐久性があるとされています。

今回のお屋敷では、メンテナンスがされていましたが、瓦屋根には大きく２つのメンテナンスが必要とされています。

１．漆喰メンテナンス。日本瓦屋根に漆喰メンテナンスが必要な理由として、瓦屋根は瓦だけでなく、漆喰や銅線などの建材も使用されています。これらの建材は経年劣化しやすく、特に漆喰は10年以上経つと交換が必要になります。漆喰が劣化すると雨漏りの原因となるため、定期的なメンテナンスが必要です。

２．銅線のメンテナンス。これは、棟瓦を固定するための銅線が、緩んだり切れたりすることを未然に防ぐために必要です。銅線の不具合は、棟部分が安定せず、屋根全体の耐久性が損なわれる可能性があります。そのため、銅線の定期的な点検と修理が必要です。

雨樋交換・破風塗装・屋根清掃を同時に実施します

屋根に黒い汚れがあったため、高圧洗浄とブラシで擦って綺麗にいたします。

破風の木部も丁寧に塗装メンテナンスを行います。

漆喰と銅線は問題がなかったため、全ての屋根メンテナンスを同時に施工することができます。

弊社では、瓦屋根のメンテナンス実績も豊富にございます。漆喰１つから詰め直しに伺いますので、お気軽のご相談下さい。

数寄屋門(すきやもん)のメンテナンスもお任せ下さい。木部洗いを施し、白木の状態に戻すことが出来ます('◇')ゞ

弊社は韮崎市での屋根・外壁修理塗装工事を得意としております！