甲斐市で劣化・歪み・詰まりの目立つ雨樋を40m交換しました!
雨樋交換工事は部分交換、全交換が可能です。軒樋のみの交換・竪樋のみの交換も可能です。
ですが、足場が必要な工事になるので劣化の度に工事するよりは、定期的に1回で済ましてしまうと費用も抑えられるかと思います!
交換工事は既存の雨樋を全て撤去するところから始まります。
その後、金具も全て撤去します。
金具も必ず経年劣化し、せっかく新しい雨樋を取り付けても外れたり、飛散したり、せっかくの工事が無駄になってしまいます。
そうならないように金具の交換も必ずお勧めしております。
新しい金具を取り付けながら、勾配調整をしていきます。
雨樋の1番の役割は雨水の排水機能です。
この排水がうまく行われるかは勾配調整によって決まります。
勾配が悪いと集水器に雨水が流れにくく途中で溜まったり、ゴミが溜まったり、苔・藻が発生したりと悪循環になります。
実際に水を流して排水確認します。施工不良は細かいところでも発生するので、雨の日など確認してみるのもいいかもしれません。
勾配調整の後は、雨樋を取り付けていきます。(PC105を使用しています。とても多く使用されている型番です)
半月の雨樋は比較的費用も抑えられるのでメンテナンスしやすいかと思います。
雨樋は実は多くの部品があります。
集水器・・・軒樋と竪樋を繋ぐ排水箇所の部品
曲がり・・・コーナー部分に使用する部品
ジョイント・・・樋と樋を繋げる部品(樋は1本の長さが決まっているので建物によって切ったり、繋げたりと加工していきます)
止まり・・・軒樋の両端に付いている最終地点の部品
エルボ・・・建物に合わせ加工できるように角ばった部分に使用する部品
このように雨樋といっても付属がたくさんあり、意味のある大切な部品1つ1つで出来上がっています!