富士川町で傷んだ屋根半分を葺き替え工事し、雨樋と落ち葉除けネットを取付けました
2024.12.08
既存の瓦棒・新規立平葺きが違和感なくまとまりました こんにちは！街の屋根やさん山梨店です。今回は、富士川町で傷んだ屋根半分を葺き替え工事し、雨樋と落ち葉除けネットを取付けしましたよ(*'▽')屋根は時に傷みが半分の部分に集中することもございます。人が住まれていない事・費用を抑える…
富士川町で屋根葺き替え工事を開始！棟板金・トタン屋根を撤去し垂木交換
今回は、富士川町で屋根葺き替え工事のご用命をいただきましたので、工事の様子をご紹介します。
お写真は、屋根の骨組みである垂木(たるき)を交換している作業となります。
垂木の腐食が大きく、屋根の重量を支える力が残っていませんでした。
屋根の骨組みから作り直すことが出来る点も、屋根葺き替え工事のメリットです。
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棟板金(むねばんきん)を外し、瓦棒(かわらぼう)の中に設置されている木からトタンを剥がします。
棟板金の下地木材である貫板(ぬきいた)が、おがくず状に傷んでいました。
▼前回のブログ
・富士川町で雨樋が崩れ落ち防水アルミテープで雨漏り補修している瓦棒トタン屋根を調査
瓦棒は芯木や心木などたくさんの呼び方があります。
今回は瓦棒葺き屋根から立平葺きに屋根葺き替え工事をいたします。
～メリット～
- 防水性が高い：立平葺きは木材の桟(さん・芯木のこと)を使用しないため、防水性が高く、長期間の耐久性が期待できます。
- 環境負荷が軽減される：既存の屋根材を再利用することで廃材費の節約や環境負荷の軽減につながります。
- 見た目が美しい：立平葺きは瓦棒葺きよりもスッキリとした外観を持ち、美しい屋根を実現することができます。
腐食が激しいバラ板は、剥がして室内まで穴を開けます。
また、屋根の骨組みである垂木(たるき)も痛みが出ていたので、新品の木材に交換していきます。
※バラ板野地は、築40年以上の古い建物によく使用される屋根の下地を構成する杉の木で作られた野地板の一種です。
各板が隙間を持ち、独立したバラ板として設置されており、通気と乾燥を促すために隙間が意図的に設けられています。
車でいうシャーシ・骨格の部分にあたります。
垂木の上には、構造用合板を設置します。
構造用合板も木ですから、垂木にしっかり釘が効くことで固定力も増します。
腐食したスカスカした木では、釘は刺さらず合板もすぐに外れてしまいます。
屋根カバー工事では、既存屋根はそのままで触ることはありませんので葺き替え工事のメリットが最大限享受できる屋根工事となります(^^♪
次回は構造用合板を入れ替えた垂木に釘打ちし、さらに防水シートを敷設していきます♪
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