使わなくなった太陽熱温水器の早メモ撤去をお勧めする理由
前回、太陽熱温水器の屋根への負担についてお話ししました。今回は温水器自体の課題や問題点について考えたいと思います。
太陽熱温水器の耐用年数はメンテナンスの状態等にもよるのですが、約15年から20年程度といわれています。また、メンテナンスも販売メーカーや設置店がまだ現存されていれば依頼も可能ですが、部品の取り寄せが困難な年数になってきている上、既に販売店がなくなってしまっているお宅も残念ながら結構あるようです。
タンクとの接合部にはパッキンのようなゴム製素材が使われている場合が多く、直射日光の当たる屋根の上に長年設置されている温水器は経年劣化や紫外線によるダメージ、高温や氷点下の気温に晒されることでひび割れが生じ水漏れがおきてしまうこともあります。
また、配管自体の亀裂も出てきます。簡単に目視できるところであればよいですが、壁内等目に見えないところに亀裂が生じてしまうと建物自体を傷めてしまうかもしれません。
なかには「給水の元を止めているから水漏れは心配ないわ。」と思ってらっしゃった方がその元栓のパッキンの劣化で少しずつ水漏れしており錆が発生しボロボロになってしまったり、水道水のカルキが固まってしまい、しっかり栓が占められなくなってしまったなど、思いもよらないトラブルが起こることがあります。
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