富士吉田市で金属波板屋根（折板屋根）に1液ファインデクロ・シリコンルーフⅡを塗装
2025.08.02
下塗り後の屋根 みなさん、こんにちは！街の屋根やさん山梨店です。前回ブログでは、下塗り（防さび塗料）の解説をしました。1液ハイポンファインデクロの赤さび色を使用して、屋根一面赤色です！今回は、中塗り・上塗り（仕上げ塗装）の解説を行います(^^)/現地調査時と完工時のビフォーアフタ…
甲府市の大型店舗様の茶色く錆びた折半屋根をサーモアイで遮熱・断熱塗装しました
「前に電気業者が、屋根に傷みが出ていると教えてくれました。実際に、傷みを目で見て確認したいので、現場調査をお願いできますか？また金属屋根なので、結構店内が蒸してエアコン代が高い時もありました。お勧めの屋根カラーを教えて下さい。」
とのご相談をいただき、早速現場調査に伺いました。営業中のドローン点検も可能ですが、屋根に登っての調査をお許しいただけました。
結果として、一部板金で防水補修が必要な部分もありましたが、塗装メンテナンスで対応可能でした。遮熱・断熱効果のあるサーモアイでの塗装工事をご提案いたしました。
カタログもお持ちし、白に近い色味程、遮熱・断熱効果が期待できることをお伝えしました。工事内容・塗料・金額面にご納得され、塗装工事のご用命をいただきました。
甲府市 屋根塗装,工場・倉庫などの外装リフォーム,商業施設
ビフォーアフター
工事基本情報
- 施工内容
- 屋根塗装,工場・倉庫などの外装リフォーム,商業施設
- 施工期間
- 2週間
- 使用材料
- サーモアイSi・サーモアイプライマー・ビスカバー
- 築年数
- 30年
- 保証年数
- 5年間
- 工事費用
- 103万円(税込み・足場代除く)
- 建坪
- 屋根面積247㎡
いつもブログをご覧くださりありがとうございます♪
今回は、甲府市の大型店舗様の茶色く錆びた折半屋根(せっぱんやね)をサーモアイで遮熱・断熱塗装しました。塗料は日本ペイントのサーモアイを使用しました。
###まずは折半屋根を説明します。
**メリット**
折半屋根は、独特のデザインや美しい外観が特徴です。また、屋根の形状に溝が存在し、雪や雨水の排水性能が高いのが特徴です。
**デメリット**
どうしても屋根形状によりメンテナンスがしにくいため、定期的な点検やメンテナンスが必要です。雪や落ち葉などが溜まりやすい傾向もあり、清掃作業も頻繁に行う必要があります。
また屋根の上に、残置物も見られます。屋根全般に言えることですが、残置物を撤去することで大きく２つのメリットがあります。
【メリット①】
～屋根の耐久性が向上～
残置物を撤去することで、屋根の耐久性が向上します。残置物があると、風や雨による影響を受けやすくなりますが、きちんと撤去すれば屋根の寿命を延ばすことができます。
【メリット②】
～もらい錆びの可能性を排除～
金属屋根に残された残置物が錆びの原因となることがあります。これを撤去することで、もらい錆びの可能性をなくすことができます。残置物がない状態であれば、屋根材の劣化を防ぐことも可能です。
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大きな店舗様ですので、これから冷房費の節約に繋がること間違いなしです(*^^)v
遮熱塗料で塗装するだけで、室内温度マイナス3℃を期待できます！
室内が暑い場合の対策としては、
①遮熱・断熱塗料での塗り替え
②換気棟(かんきむね)の設置
③断熱機能の高い屋根材へのリフォーム
が挙げられます。
折半屋根の場合で、張替え工事・カバー工事までの必要性がない場合は、①遮熱塗料での塗り替え、が費用対効果が高いためお勧めです(*'ω'*)
まずは遮熱塗料を塗る前の、錆落とし・既存塗膜落としを徹底的に行います。
遮熱塗料の性能を引き出すための、下地処理の工程です( ｀ー´)ノ
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- 折半屋根の場合、高圧洗浄を行います。これにより表面の汚れや古い塗料を除去し、塗料の密着性を高めます。
- 次に、スクレーパー（先が鋭いへら）を使用して表面の錆を丁寧に削り落とします。この工程で錆をしっかりと取り除くことが重要です。
- その後、金属たわしを使用して細かい錆を削り落とします。この作業も丁寧に行うことで塗料の密着性を向上させます。
- 最後に、ケレンと呼ばれる工程を行います。この工程では手間がかかりますが、丁寧に行うことで塗料の寿命を延ばすことができます。
※店舗様など、高圧洗浄で飛び散る水が、どうしてもネックになっている場合はご相談下さい！
飛散防止ネットにビニールをかけ防水することも出来ますし、省略してケレン作業に重点を置き、塗装工事することも可能です。
その上で、取付けビスから先塗りしていきます。
ハケでネジ山1つ1つを丁寧に塗っていきます。
取付けビスから先塗りして全体に塗り広げるメリットは以下の通りです。
- 取付けビスから先に塗ることで、屋根表面全体に塗料が均等に行き渡ります。
- 均一な塗料の塗布により、塗膜の密着性が向上し、耐久性が向上します。
- 全体に塗り広げることで、美しい仕上がりを実現し、外観の印象を良くします。
- 機能性塗料のほとんどは専用の下塗り材を使用するよう指定されています。これは、下塗りと上塗り塗料の接点を増やし、密着度を高めるためです。
- 塗装膜が膨れたり剥がれたりすることを防ぎ、建物の内部結露を防止する効果もあります。
- ビス・凹凸など接点が多い所から塗り込むことで、塗膜の密着度が高まり、防水性や耐久性が向上します。
遮熱効果を最大限に活かすことで、建物内部の温度上昇を抑えることができるため、夏場の冷房負荷を軽減させることができます。これにより、エアコンの使用頻度を減らすことができるため、省エネ効果が期待できます。また、金属屋根の劣化も防ぎます
サーモアイプライマーでは全体が白く塗装されることで、遮熱効果を最大限に活かし、建物の快適性や耐久性を向上させることができるのです。
次回は乾燥後、サーモアイSiを塗装していきます。
折半屋根のメンテナンスは錆び・腐食が軽度であれば
・塗装メンテナンス
▼
・溶接補修＋塗装
▼
・張替え工事・カバー工事
と少しずつ改修費用が拡大してしまうのが現状です。
お早目の屋根無料点検で、メンテナンス費用を抑えましょう(^^♪
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塗装作業の途中では、このようにまっすぐに塗装ラインが出ます。
これは塗り残しを防ぐのはもちろんのこと、自分の足跡で塗装面を汚さずに作業するためにも役立ちます。
屋根修理・塗装工事は素人には難しい作業であり、業者の選択は重要です。慎重に業者を選ぶことで将来的なトラブルを避けることができますよ。
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下塗りで一日、中塗りで一日、上塗りで一日以上はかけて塗装することで、塗料をしっかり乾燥させます。
中塗りと上塗りは同じ塗料を使いますので、重ね塗り乾燥時間を厳守しないと塗料が溶けて混ざってしまいます、、('Д')
同じ塗料でも独立した塗膜を形成し、３層の塗膜を形成することが重要です。
塗料を隙間・溝まで塗り込むことで、ビスを保護膜で覆います。
①雨水や酸素に直接触れることなく、錆びを長期間発生させない。
②溝や隙間も塗料で埋め込むことで、決して雨漏れが起きない。
効果があります。
ビスに緩みがある場合は、下地処理の段階で締め直して塗装しております(^^♪
ただし、乾燥時間は塗布厚や気温、湿度などの条件によって変化することがありますので、注意が必要です。
【ビスカバーを設置するメリット】
- 塗装工事後にビスカバーを設置することで、屋根の防水性を向上させることができます。
- ビスカバーは屋根のビスや釘を覆うため、風や雨などの外部要因からの影響を受けにくくなります。
- 屋根のビスや釘が錆びたり腐食したりするのを防ぎ、屋根の耐久性を高めることができます。
- ビスカバーの設置により、屋根のメンテナンスや修理の頻度を減らすことができます。
今回は、全てのビスに同色のビスカバーを被せて、５万円いただきました。かなり大きな大型店舗様の屋根ですので、相当数被せました。５万円でビスからの雨漏れ・ビスからのもらい錆び・ビス緩みの可能性もなくなるので、是非設置をお勧めいたします。
ビスカバーのみの設置も喜んで承ります(*'▽')
金属屋根の店舗様・工場・倉庫など、金属屋根の特徴として勾配(傾斜)が低く、屋根面が平らに近いため、汚れが溜まりやすい傾向にあります(..)
まずはお早目の調査をお勧めいたします！
営業中・稼働中でも、ドローンで何の負担もなく点検可能です('◇')ゞ
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