オール電化とガス・電気併用のメリット・デメリット 2
前回の続きで今回もオール電化の仕組みについてお話したいと思います。
オール電化住宅というとまず考えられる設備としては
・エコキュート
・IHクッキングヒーター
が主なものといえます。
このほかに
・床暖房
・太陽光発電
などを備えられるかと思います。
エコキュートについては前回お話ししました。
IHクッキングヒーターとはIH(インダクション ヒーティング)「電磁誘導加熱」を使ったキッチン家電のことです。
IH加熱は磁力発生コイルから発生した磁力線がヒーターの上の乗せた鍋などの鍋底を通過するときに渦電流となって、その電気の抵抗により鍋などの個体自体が電磁波により振動し、発熱するしくみをいいます。
電熱線による調理器具とは異なり、本体が熱を発するわけではありません。
また、熱伝導が非常に高く、エネルギーロスが少ないので
ガスコンロほど熱くなることもなく、火力はガスコンロよりも強いという、とても優れた魔法のような調理家電です。
このほかにエコキュートでつくった温水を床下に循環させたり、熱線を床下にふせつしたりして床から部屋全体を温める床暖房や、ご家庭でできる再生可能エネルギーの太陽光発電などを設置される方もいらっしゃいます。
オール電化はガスなど他の資源を使うことなく、電力の利用一本で賄えるようにするという前提での仕組みのことをいうのです。
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