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屋根工事コラム
ひねもす建築|法隆寺《中門》修復工事
ひねもす建築|法隆寺《中門》修復工事
住宅をリフォームするのと同じように、改修工事が必要なのは国宝も同じ事。
1993年、世界文化遺産に登録された法隆寺《中門》も、2015年から修復工事を行っております。
法隆寺は7世紀に父・用明天皇の為に建立したとされる聖徳太子ゆかりの寺院です。夢殿を中心とする東院伽藍と金堂・五重塔を中心とする西院伽藍に分けられる木造建築物群の中で《中門》は西院伽藍にあります。《中門》の造営時期についてハッキリとした記録はありませんが711年以前には中門は完成していたと推定され、建築様式等から金堂が最も古く、五重塔、中門、回廊と造られたと考えられています。
(写真:エンタシス)
法隆寺《中門》は幅約12M、奥行き約8M、高さ約14Mと大きく、本瓦で葺かれた入母屋造りの屋根は軒が深い。
二層建ての門は、各層に屋根が備え付けられている二重門で、上層には卍崩しの欄干(写真①)、人形の割束(わりづか・写真②)がある。
それらを支えるのは雲形の斗栱(ときょう・写真③)、そして『エンタシス』と呼ばれる両端から真ん中へと膨らみのある形状をした大きな柱(写真④)。
いずれも飛鳥建築の特色で、比較的彫刻等の装飾が無い中門を豪壮な印象にさせています。
前回の修理から約110年が経過していた中門の屋根瓦は、凍害により破損し、葺き土は劣化によって緩み、雨漏りがしていた。また基壇は傾いたり、上面が波打ったりしている状態だったそうです。
今回の工事では調査を経て、約16,000枚の瓦を一度、全て降ろして、使用できる瓦のみを再利用し屋根を葺替え、傾いている基壇の石を入れ替え補強する修復工事となりました。
只今(2018.04)、工事中の中門は、2018年12月に完成予定だそうです。その間、門内の左右に安置されている金剛力士像も、しばらく見る事は出来ません。
(写真:葺替え前の上層屋根状況)
(写真:屋根瓦破損状況)
瓦は飛鳥時代に始めて日本で作られ使用され。また建立1300年以上の法隆寺にある建造物のほとんどは瓦葺きである事から『瓦の博物館』と呼ばれる程、瓦の歴史が集約されています。
屋根に平瓦を並べ、隣り合う平瓦の継ぎ目部分に丸瓦を被せる手法で葺いていきますが、軒の先端に使用される軒瓦のデザインも多彩なので、是非瓦もチェックしてみてはいかがでしょうか。
(写真:置瓦)
ちなみに軒先には雨樋は無い。その為、上層屋根の雨垂れが直接、下層屋根に落ち、跳ねた雨垂れは平瓦と丸瓦の隙間に入り雨漏りの原因となる。
それを防ぐ為、下層屋根に横へ一筋、置瓦が設置されている(写真⑤)。
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