家屋の乾燥。健康の大敵、冬の低湿度対策を考える 2
朝の雨も上がり、午後からは雲も晴れ、穏やかな日中になりそうです。今週は比較的暖かめの陽気が続くような予報ですが、そうはいってももう冬。
しっかりと暖かい恰好をして年末年始のイベントには出かけたいものです。
今年もあと2週間ほどです。家の片付けやお掃除にと慌ただしい日々が続きます。
体調管理には十分お気をつけください。
冬に乾燥が激しい日本の気候ですが、室内にいるにもかかわらずひどい乾燥を感じるのは屋外と室内の温度差が根本的な原因だといえます。
室内で生活するときの適温は20~28℃といわれています。
冬季の日中の平均気温は10℃程度、寒さの厳しい地域では0℃以下になるところもあります。
それだけでも10℃以上の温度の開きがあることになります。
湿度と温度の関係を表すと、空気中に含まれる水分の重量を表す絶対湿度は温度の変化があっても変わることはありません。しかし、空気中に含まれている最大水分量に対する現状の水分量を表す相対湿度は温度によって変化します。
高い温度の方が空気中に含むことができる水分量が増大するためです。
例えば相対湿度100%の気温5℃の冷たい空気が室内24℃に温められている室内の空気の中に入ってくると相対湿度は約30%にまで低下する計算になります。湿度30%と聞くとカラカラ乾燥状態という気がしませんか?
冬場の相対湿度はもっと低くなり、屋外と室内の温度差が広がればもっと乾燥してしまいます。
早めに乾燥対策を行い、日本のカラカラ冬を乗り切る対策を考えていきましょう。
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