内装リフォームに欠かせない壁紙張替。塗り壁仕上げの壁とは 4
昨日のお天気がひと段落して今日明日はお洗濯物も心配せずに乾きそうです。それにしても急激な寒さで体調を崩された方が多いようです。
加湿器の設置は必需です!
体調管理、特に風邪やインフルエンザには十分ご注意ください。
前回までにお話ししました漆喰・珪藻土壁と同様、よく聞く塗り壁として今回は「聚楽壁」についてお話したいと思います。
「聚楽壁」とは、安土桃山時代以降に聚楽第付近の土を使って仕上げた壁を聚楽壁(じゅらく壁)と呼んでいましたが、現在は土の産地に関係なく同じような仕上げ方法をまとめて「聚楽壁(京壁)」と呼んでいます。
この聚楽壁ですが、混ぜる土の色を変えることで様々な色味を出すことができます。
また、最近ではクロスの上に塗って仕上げるリフォームや逆に聚楽壁の上にクロスを貼ってしまうリフォームも行われています。
ヒビが入りやすいと思われがちなこの聚楽壁。
実は下地の動きによるヒビ割れが多いようです。
メリットは
〇水蒸気を吸放湿する性質があり、湿度が安定できる。
〇塗り替え時期がクロスより少ない
〇不燃材料のため防火性がある
〇材料の比重が重いため防音性にも優れている
デメリットとしては
〇施工に手間がかかり乾燥の工程も必要なため、工期もかかりコストアップもしてしまう。
〇汚れが付きやすく、掃除が難しい
〇擦れに弱く補修が困難
等が挙げられます。
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