照明器具のエトセトラ 18 間接照明とは
照明器具には天井にあらかじめ設置されていたり下がっている光で、直接物や空間を照らす「直接照明」と、光源からの光を何かに当てて反射した光を照明とする「間接照明」があります。
間接照明は照明器具から発せられる光が天井や壁を照らし、その反射光を明かりとして利用した照明のことです。
つまり、テーブルやデスクなどの作業箇所を直接照らすのではなく、部屋の明るさを保つための照明なのです。
役割としては、全体照明(室内全体を照らす方法)に分類されます。
ただ、光源が見えない形で天井や壁を照らすので、どちらかといえば「ほんのり明るい」程度の照明になります。
仕事などの目的で作業をするスペースがある部屋の場合は、作業場所に部分照明(作業箇所を照らす方法)を加える必要があります。
特徴としては反射を利用するために穏やかになりやすく、陰影が浮き出て立体感を感じやすくなるという点です。
直接照明が生活のための照明であるとするならば間接照明はリラックス効果や雰囲気を醸し出す効果的照明といえます。
間接照明を取り入れる際に気をつけたいこともあります。
間接照明はまぶしすぎないのが利点ですが、暗すぎると却って日常生活に支障が出てきます。
また、反射を必要とするために天井や壁の近くに照明器具が接近して取り付けられます。
熱で壁が焦げてしまうことがないようにLEDランプを使うなど注意が必要です。
電気代も気になるところです。
照明器具を設置するイニシャルコストは必ずも安いとは限りませんが、ランニングコストは決して高くないように思います。
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