白熱ランプ

１８７９年にエジソンによって発明されてから今日まで一般住宅用の電球として永く使われてきました。

白熱ランプは安価に製造することができ、演色性もよいので一般住宅用ランプとして普及しました。

しかし、フィラメント（ランプ内の細いコイル状のもの）の寿命が短いこと、ランプ効率が悪かったことなどから次第に使用頻度少なくなってきており、蛍光ランプやLED ランプに変わってきています。

余談ですが、エジソンの時代、電球内のフィラメントの材料は「竹」を使っていたそうです。

しかもその竹の中でも最も長く明かりを灯したのが京都の八幡男山付近の竹だったそうです。

八幡市の石清水八幡宮にはエジソンの記念碑があるそうです。

白熱ランプの長所は調光が容易であること、演色性がよいことです。

短所は他のランプより短寿命（１０００～２０００時間）、熱を帯びる、ランプ効率が悪いことでしょうか。

白熱ランプの種類は多くありますが、主にはホワイトランプ、クリアランプ、クリプトンランプ、ボールランプ、ハロゲンランプ、レフランプなどがあります。

ホワイトランプ	まぶしさを和らげるため内側に白色の塗料が塗られている。ランプ効率が悪く、寿命が短いため各メーカー販売を終了している。
クリアランプ	ガラス球が白色塗装されておらず、透明なランプ。キラキラと美しく輝き、装飾用のシャンデリアなどに使用されている。
クリプトンランプ	ランプ内にクリプトンガスが充填されているランプ。クリプトンガスによってフィラメントの寿命が永くなる特徴を持つ。
ボールランプ	丸いボールの形をしたランプ。主に店舗の装飾用として使われることが多く、クリア、白色塗装のほかいろいろなカラーに塗装されているものがあります。
ハロゲンランプ	ガラス球の中にハロゲンガスが充填されているランプです。非常に明るく、スポットライトや車のヘッドライトなどにも使われています。　寿命もとても長く、ランプ効率がよいのも特徴です。
レフランプ	ガラス球の内側後方にアルミニウムの反射鏡をつけたランプで効率よく前方に光を照射することができます。ダウンライトやスポットライトに使われることが多いです。

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