住宅の室内を区切るドア。多様な種類と特徴のお話し4
最近の建具デザインの傾向はシンプルだけでなくナチュラル感を醸し出すような雰囲気のものが多くみられるように感じます。壁になじむようなタイプだけでなく、個性的なデザイン性を持たせたものも取り付けられています。
ガラスや樹脂素材を扉に組み込んだデザインや、カラーやデザインを床材や階段、巾木などとトータルコーディネートすることができるシリーズのものもあります。クロゼット扉もその一つ。折れ戸も開きドアや引き戸同様に様々なデザイン性を持たせたものも多く出ています。
本来折れ戸とは丁番などで連結させた扉を折りたたんで開閉するタイプです。
開きドアよりも開閉スペースが少なくて済む形状のため、トイレや洗面室の水回り、廊下などの限られたスペースに面した収納扉などに用いられることが多いスタイルです。
また、廊下の奥などで他の扉と干渉してしまう場合などに取り入れもお勧めです。
最近のドアでは開き戸の開口スペースで引き戸のようにする折れ戸タイプの特殊ドアもあります。車いすでのトイレ使用や介護の必要な方への簡易な扉の開閉のために発売されました。
折れ戸を選ぶ際には開閉のしやすさなどの使い勝手はもちろん、小さなお子さんがいるご家庭などでは指はさみを防ぐ機能が施されているかどうかなどもチェックしておくとよいでしょう。
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