家族と住まいの健康を守る!換気計画のすすめ
昔に比べ住まい自体が気密性に優れている現在において、住まいにおける「換気」はとても重要なポイントのひとつになってきています。家の中の換気が不十分だと湿気がこもり結露が発生しやすくなったり、食べ物や生活の中から生じる臭いがこもってしまったりシックハウス症候群の元になる家具や日用品から発散されるさまざまな化学物質が充満してしまったりと、汚れた空気が家の中に溜まってしまうことで家族の健康に影響を及ぼしかねません。
また、国でも平成21に年に長期間使用したことで経年劣化が進み重大な事故に結びつかないように「長期使用製品安全点検制度」という制度を設けています。
シックハウスの原因となる化学物質の室内濃度を下げるために建築物に使用する建材(例えばビニールクロスや塗料などです。)や換気設備が規制対象になりました。
このようなシックハウス対策のための規制が導入されて建築基準法も改正されたのです。
換気はただ汚れた空気や化学物質を排出するだけではなく、新鮮な外気との入れ替えと同時に臭気・塵埃・湿気・熱気などを排出してくれます。
特に湿気は結露を起こす原因となりますので建物自体も傷めてしまいます。
換気は人間と建物の両方の健康維持に必要な作業なのです。
換気の流動計画は専門的な知識が必要ですので施工業者や取扱メーカーに相談すれば換気計画のプランニングはすぐにしてくれます。
リフォーム時などでも建物の建築当初の図面があれば換気計画のプランニングはできますので検討されることをお勧めします。
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