快適な住環境に欠かせない断熱材 発泡プラスティック系とは
断熱材には外気と内気を断熱する働きはもちろん、防音、防火、結露防止の効果も一工程の施工で得ることができるという働きを持っています。今回はその断熱材のなかでも発泡プラスティック系の断熱材のお話をしたいと思います。
建築現場で特殊な機械を使用し外壁と内壁の間にムラなく施工します。直接吹き付けとボード状のものとがあるのでリフォーム時や特殊な形状の建物でも問題なく施工が可能になります。プラスティック内に熱を伝えにくいガスを泡状に抱き込ませることで外気温の影響を室内に与えません。
薄くても断熱性に優れていて透湿への抵抗力や耐久性にも優れています。
一般的に「EPS」と呼ばれています。水に強く軽い素材で施工性に優れています。
軽量であるので断熱材が侍従でよれたり壁内部で落下したりといったトラブルもないので広く使用されることが多い断熱材です。
寒冷地のヨーロッパで生産され始めた断熱材です。高い断熱性に加え経年劣化が少なく長く安定した性能を維持していられます。カッターナイフなどでも加工しやすい素材です。
発泡系の中では耐火性にも優れていて熱を加えると炭化する性質を持ち、その炭化した面は炭化膜となりさらなる延焼を招くことがありません。
写真:セキスイ フェノバボードカタログより
発泡スチロール系はプラスティックなどから生成され発泡スチロールのように内部の気泡に空気を含むため断熱性能は高くなりますが、繊維系よりも価格帯が高くなってしまいます。
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