大切な我が家を守る!シロアリをどのように遠ざけるか その7
シロアリの被害を確認してしまったらまずは撃退に向けて業者に相談。でもシロアリ駆除業者なんて知らないしー。
まずは家を建てた時にお世話になった工務店やハウスメーカーに相談してみるのも一案です。ただつながりが希薄になってしまっているようであればリフォーム業者やいくつかの専門業者から見積もりを取って決めるのもよいかもしれません。
前回業者に依頼した時のシロアリ駆除方法のひとつを紹介しました。今回はもう一つの方法のご紹介です。
ベイト工法とは1995年頃にアメリカ発祥の比較的新しい工法です。前回紹介したバリア工法のように液剤を散布するのではなく、ベイト剤(シロアリ用毒エサ)を用いて駆除します。
従来と異なるIGR剤(ベイト剤)という昆虫の脱皮・羽化を阻害する薬剤を使います。
この薬剤は脱皮しない哺乳類や鳥類・魚類には非常に安全性の高い成分でこの成分をエサだと勘違いしたシロアリが巣に持ち帰ることでゆっくりと作用し、IGR剤を直接食べていない個体にも伝播していきます。
1~4か月かけて巣ごと根絶やしにすることができ、シロアリを完全に壊滅させることができます。
デメリットとしては施術してからも1~3か月はシロアリが動き回っているので効いているのか不安になってしまうこと、価格がバリア工法よりも割り高になってしまうこと、被害規模にかかわらず一定の施工が必要になってしまうことでしょうか。
また、イエシロアリには効果的なのですが、ヤマトシロアリにはその生態から駆除には不向きだといわれているので、発生してしまったシロアリの種類の確定をきちんとしてから行わないと無駄になってしまうかもしれないこともあるようです。
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