住まいのリフォーム。手すりの取り付けエトセトラ 第2回
生活動作をアシストするための手すりを取り付けるとき、まずどんな手すりが必要か使われるご本人様を含めて話し合いましょう。手すりは転倒などの危険防止だけでなく、日々の生活をアシストし楽にするために取り付けるのです。介護士さんや専門家のお話も含め取り付け方法を考えます。
今回は一般的な取り付けの考え方について参考にしていただければと思います。
家の中全体に取り付けることができればベストですが、広さの問題やほかの家族への配慮も考えなければなりません。また、コストもかかることなのでまずは手すりを一番必要とする方の生活動線を考えそこをメインに設置を考えます。トイレ・浴室やプライベートルームからダイニングまでとか玄関からリビングまで等、手すりがあればご自分で安全に動くことができる箇所を考えましょう。
手すりにも種類はいろいろあります。木製かステンレス製かという素材の違いもありますし、丸棒か平面かの違いで手へのなじみ感は変わってきます。
特に切断面の直径は手の大きさにもよって持ちやすさが違うのでできることなら取り付け前にサンプルを用意してもらい握ってみるとよいでしょう。
取り付け位置はとても大切になります。主に使われる方がきちんと体重がかけられる高さであること、また、歩行中重心が前にきちんとかけられることなど、ぽインチはいくつかあります。
介護福祉士さんや設置業者さんとキチンと打ち合わせを行い安全で楽ができる「手すり」を設置してください。
8時~18時まで受付中!
0120-964-656