「雪とめ」ってご存知ですか?その役割を知っておきましょう
昨日関東地方は大雪に見舞われましたね。皆様大丈夫でしたでしょうか?北海道や東北地方の方からすると大した積雪量ではなくても雪になれていない地方では交通のすべてがマヒしてしまう状態に。建物も多雪地域とそうでない地域では備えも違います。今回は屋根の「雪止め」についてお話ししたいと思います。
「雪止め」とは屋根に降り積もった雪の落雪防止のために屋根に設置する部材のことです。近年では雪がそれほど降雪することがなかった地域でも積もったりすることが増えました。
「転ばぬ先の杖」ならぬ雪の落下でけがをしたりカーポートや植木の破損等余計な損害を出さぬようしっかり対策も考えておきましょう。
固まった雪は私たちが思っている以上に重くかたいのでまさしく凶器となります。人の上に落下して生き埋めになったりけがをしたりと事故も後を絶ちません。
そのような事故をなるべく防ぐためにも雪止めの設置は大切です。
写真:ニチハ金属製総合カタログ2017.7センタールーフ施工例横暖ルーフプレミアムs(p173)
落雪でトラブルが多いのが隣家との落雪トラブルです。
お隣の敷地に屋根から落雪してしまい植木やカーポート、車などに傷をつけてしまうと弁償が伴うことがあります。
「不可抗力なのだから」とならずにお互い落雪しても被害を少しでも小さくするような対策を講じておくことが必要です。
雪止めがないと雪が滑り落ちたときに大量の雪が隣家だけでなく自宅の雨樋やカーポート、車や植木などに落下し、曲がってしまったり破損してしまったりすることがあります。
給湯器などを破損させてしまうと寒い時にお湯が使えないことにもなりかねませんので対策は十分行いましょう。
落雪事故は家屋の破損以外人命にもかかわる大きな事故になる場合もあります。「雪止め」をお勧めするのはそのためなのです。
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