屋根材の種類のお話。特徴で分類してみました ~金属編
金属製の屋根は加工もしやすく施工性も高いことが特徴です。複雑な屋根形状にも対応が可能なためリフォーム向けの商品も発売されています。最近多く用いられるのがアルミニウムと亜鉛合金メッキ合板のガルバリウム鋼板です。
ガルバリウム鋼板屋根は金属板と垂木(たるき)棒で構成された「瓦棒葺き屋根」やガルバリウム鋼板を屋根瓦の形に加工した「成形ガルバリウム鋼板」などがあります。
ガルバリウム鋼板屋根は既存のコロニアル屋根に直接張ることができる【カバー工法】リフォームが多く普及したため、比較的コストも押さえることができるリフォームの一種といえます。
以前の金属屋根は亜鉛鋼板いわゆる「トタン屋根」と呼ばれるものが多かったのですが、赤錆が発生しやすく拡散しやすいので現在では広くガルバリウム鋼板が使用されています。
ガルバリウム鋼板は錆に強く耐久性にも優れています。
また、表面にフッ素樹脂やポリエステル樹脂の塗膜を強化し遮熱性を高めた製品や錆や紫外線、酸性雨等に強い製品もあります。
天然石粒しあげのコーティングを施しデザイン性を高めたり耐久性を高めメンテナンスフリーとされる製品も出ています。
比較的施工実績もあるガルバリウム鋼板は頻繁なメンテナンスが不要になるので商品の単価は高めになりますが長期的にみるとコストパフォーマンスはよいのではないでしょうか。
写真参照
ニチハ金属製総合カタログ2017.7施工例
IGKOGYO総合カタログ2017vol.2施工例
ケイミューROOF1710屋根材総合カタログ施工例
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