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ひねもす建築|懸魚 火除けのおまじない



今年もインフルエンザが猛威を振るっていますね。インフルエンザウイルスは低温・低湿度の環境を好むようで、空気を乾燥させない=加湿する事もインフルエンザの予防になります。またこの時期、空気の乾燥により火災も起こりやすくなります。こちらも注意が必要ですね。

二条城(縮)
木造建造物お多い神社仏閣でも、昔から火災は恐れられてきた事です。神社仏閣の歴史をさかのぼると、途中に『檜皮葺きから銅板葺き』『木瓦葺きから粘土瓦葺き』等、燃えにくく耐久性のあるものに仕上げ材料を変更・改修工事をしている事が多くあります。防火の点から見ても、致し方無い事なのかもしれませんね。

さて、そんな木造建造物には昔から《火除けのおまじない》が施されている事をご存知でしょうか?
今回、ご紹介するのは、こちら。


二条城の懸魚
懸魚(ゲギョ)と言う、神社仏閣の屋根・破風板下に取付けられた妻飾りです。水に縁のある魚の飾りを屋根に施す事で、木造建造物を火災から守る《火除けのおまじない》として取付られています。魚(の形)を懸けた事が《懸魚(ゲギョ)》の由来です。棟木や桁の小口を雨風から守ると言う、構造上重要な役割を担っていた板が懸魚となり、後に装飾化され様々な懸魚が作られるようになりました。
野菜の蕪(カブ)の形をしている蕪懸魚(カブラ・ゲギョ)
ハート形の穴をくり抜いている猪目懸魚(イノメ・ゲギョ)
5角形のシンプルな梅の形をしている梅鉢懸魚(ウメバチ・ゲギョ)
等々、様々な形が作られました。造形の美しい懸魚も多い事から、『懸魚ファン』もいるとかいないとか・・。
東福寺の懸魚(縮)
(写真:東福寺の懸魚)
昔からの木造建造物で言いますと、三角の妻壁が見える屋根には、概ね懸魚が付いています。

大きな屋根の小さなアクセサリーの様にも見えますが・・・。
例えば、京都の東福寺の三花懸魚(写真:真ん中の懸魚・一つの大きさ)ですと、縦は1.8M近く、横は両サイドのヒレ部分を含むと2M位あるそうです。意外と大きな造りなのですね。

神社仏閣を訪れた際には、《懸魚》を探して見るのも、面白いですね。共に懸魚雑学も披露されては、いかがでしょうか?
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