オンラインで屋根工事、屋根リフォームの無料相談・ご提案を実施
リニューアルに伴う工事の受付・お問合せ一時休止のお知らせ

ひねもす建築|平等院鳳凰堂・屋根の葺替え工事


平等院鳳凰堂・全体


住宅をリフォームするのと同じように、改修工事が必要なのは国宝も同じ事。
1994年、世界文化遺産に登録された平等院鳳凰堂も、2012年9月から2014年4月の間、大掛かりな修理をしていましたが、ご存知でしたか?。
関白藤原頼通によって1053年に建立された平等院鳳凰堂は、度重なる戦火や災害がこれまであったなか、一度も災禍に見舞われることはありませんでした。
約1000年前の姿を現在まで保ち続けてきた大変貴重な建造物なのです。

『平成の大修理』と呼ばれたこの工事は、昭和に行われた前回の修復工事とは異なり、建立当初の姿に近づけるよう、傷んだ屋根の葺替えや、柱などの塗り直し修理、また、建立時の金色の姿に復元するべく鳳凰や宝珠等には、金箔を施すと言う内容でした。
鳳凰堂をスッポリ囲う様に屋根をかけ、始まった屋根の葺替え工事。
屋根から降ろした瓦は約52000枚。この内の1560枚が平安時代に製造された瓦だったと言う驚きの調査結果も報告されています。
この瓦は丁寧に作られており、鳳凰堂造営の為の特注品だったと推測され、今回の修復工事でも、燻(イブシ)をしない光沢の無い古色仕上げとした平瓦と、ハスの中心に巴文のデザインを再現した軒丸瓦も900年ぶりに復活されました。
平等院鳳凰堂・平安瓦
平安瓦が発見された事で『創建当初は、屋根重量を軽くする為に木の板を重ねて仕上げる木瓦(コガワラ)葺きで、約50年後の修理で腐食した木瓦から耐久性のある粘土瓦に葺替えられた』説の可能性が更に高まったとされています。
900年もの長い間、幾度か大修理が行われてる中で、今現在まで使われ続けてきたと言う事に、瓦の耐久性や、平等院鳳凰堂の耐震性の良さも感じます。
今回、発見された平安時代の瓦は、現在、中堂屋根・南面に再利用されているそうで。(写真:瓦の色が違う部分が平安瓦)この様に、未来へと受け継がれていくのですね。
余談ですが。修理中に、様々な発見があったなかで『土居(ドイ)葺き』と言う瓦の下に敷く板から、昭和の修理に携わった職人さん達の《落書き》も見つかりました。《落書き》の内容としては作業の大変さや、鳳凰堂の姿を歌ったもので。こちらも後世に伝えようと、再び瓦の下に戻されたそうです。
なかなかロマンティックな平等院鳳凰堂でした。
信頼の施工実績
お客様の声
9時~18時まで受付中!!
03-3779-1505